心にのこる旅「東海汽船」

タイトル画像「写真家saiと伊豆大島を歩いて、感じて、表現するマガジン

第7回 椿の旅

雑誌の撮影で出会ってから約10年。
しばらくぶりに再会して5年
モデルとして活躍するniŭさん。

ここ数年はアーティストとしての活躍に力を入れています。
元々美大出身の彼女はモデルをしながらも常に傍らで
なにかを作ることを続けていました。

再会した時はすでにアーティストとしての存在を強く感じる様になっていました。

私は彼女の生き方、作品がとても好きです。
いつも作品に真摯に向かう姿に刺激をうけています。

そして今回椿をテーマに作品を創ってもらう事に。

美しく、強く、かわいらしく、深みのあるそんな椿の作品になりました。
まさに彼女そのもののような作品です。

profile

岩手県盛岡市生まれ。
幼少期を盛岡、サウジアラビアで過ごす。10歳より東京在住。
祖母の影響で幼少から絵画、工芸に親しみ、作品作りを始める。
多摩美術大学で映像を学び、在学中に現代音楽の楽曲を元に映像作品を制作。イメージフォーラムフェスティバル審査員特別賞を最年少受賞。

1994年、モデルとして雑誌「オリーブ」でデビュー。国内及び海外の雑誌、広告、及び、パリ、東京、アジア各国など内外の数々のショーに出演。同時に、イラストやデザイン、ディレクションの仕事も行う。

一 方、2002年より、アーティストとして個展を行い、創作活動を再開。
ペインターとしてアクリル、コンテ、鉛筆等で絵を描く他、彫刻、写真など様々な作品形態で、多数のアートフェア、グループ展、個展に出展している。
その他クラシックからロック、エレクトロニカまでかける幅広い選曲DJとして、多数のイベントに参加。

2013年7月から、箱根/ポーラ美術館の遊歩道に11体の小さな彫刻から成る作品「ひかり、おと、におい、てざわり(the senses)」が設置されている。

ナウファッションエージェンシー所属。
http://niu-official.com/

第6回 special issue

いつもは一組のアーティストと私が旅をし、作品をコラボレーションするsaiphotobookですが今回は特別企画になります。

3/15~3/22まで、大島のイベントスペース「 kichi」で「黄色い雨と青い火山」というタイトルの朝倉弘平さんの個展が開かれました。
オープニングレセプションにシンガーソングライターの吉廣麻子さんが参加し、ライブペインティングが開催されると聞きつけ、この企画を思いつきました。
kichiでのライブの次の日に、まだ雪の残る裏砂漠を歩いてもらい、二人が共有したライブも含め、同じ時間を過ごした大島についてもアーティスト同士で言葉を紡いでもらい、写真と共に編集させてもらっています。

島で生まれた透明感のある言葉たちです。

profile

宮城県仙台市生まれ。
3歳の頃筆ペンでニジマスを描く。高校は地元の宮城野高校、美術科に属し絵画を学ぶ。その後上京し、文化服装学院で服飾のデザインを学ぶ。2007年より本格的に絵画制作を開始。 現在は命の循環をテーマに水彩を用いた絵画制作を行う。絵画のみならず、プロダクト、テキスタイル、グラフィックといった分野でも活動。
2013年一児の父となる。自然豊かな鳥取に住まいを移し、雄大な大山を眺めながら絵を描いている。

http://www.asakurakouhei.com/

profile

愛知県名古屋市出身。7月9日生まれ。
ポール・マッカートニー好きの母から影響を受け、音楽大好きな幼少時代を過ごす。2001年ポップスユニットBon Voyage結成。カフェ系アーティストとしてインディーズシーンで活躍し、これまで3枚のフルアルバムをリリース。
2004年からはCOVER LOVER PROJECTに参加し、数多くの名曲 をカバー。The Policeの「Every Breath You Take」はKIRIN氷結のCMソングとしても起用された。
2012年、ジャジー・ポップバンドThe Cloudtails(クラウドテイル)を結成。自身の音楽的バックグラウンドに立ち返りアメリカン・ルーツ・ミュージックとアコースティック・ジャズを 基調にしたサウンドを追求。2013年7月、1st アルバム「The Cloudtails」をリリースした。
2013年からは本格的にソロ活動も始動。東京・名古屋を中心にライブ活動を行っている。

http://www.facebook.com/asako.yoshihiro

http://thecloudtails.blogspot.jp

第5回「ツバキ」

ガラス作家のイイノナホさん。
初めてナホさんにお会いしたのは、
雑誌の対談の撮影でアトリエに伺ったときです。

それから一年ぐらいたったとき、
ナホさんから作品集「ガラスとヒカリ」の本の撮影をお願いしたいと
連絡を頂きました。

楽しい撮影の合間にこの企画に快諾していただいて、満開の椿を訪ねる旅に。
裏砂漠で大の字に昼寝したり、
または大雨でびしょびしょになりながらの大島でしたが、
旅は笑ってばかり。

ナホさんのライフワークの一つでもある
ペーパウェイトの作品は、
ガラスの中にヒカリと共に美しいモチーフを閉じ込める作品です。

そしてあのときの雨と霧に包まれた大島から
ナホさんの手でヒカリに包まれた椿の花々が咲きほこりました。

profile

北海道洞爺湖温泉町生まれ、東京四谷育ち
武蔵野美術大学彫刻科卒業後、ピルチャックグラススクール(シアトル)で学ぶ
2007年ガラス工房を東京中野にガラス工房を開く(iino naho glass garden)

現在、アートピース、シャンデリアを中心に制作。
ペーパ-ウエイトなどのプロダクトにも力をいれ、ヨーロッパ、アメリカ、韓国など初め国内外に活動の場を広げている。
三人の小学生の母。

naho iino
http://www.naho-glass.com/

第4回「surroundings」

2007年、当時私が監督で撮影していた短編映画「花の周りを飛ぶ虫はいつも」。
その話をhiROki君に話したら撮影のロケ場所が偶然hiROki 君の生まれ育った場所という不思議な縁がありました。
元々hiROki君が作る音が好きだったのもありそのまま映画の音楽を頼んだ事から、それからも個展の音楽、PVの音楽と度々参加していただいています。
CM等、様々なスタイルで活躍するhiROki 君ですが、 その中でもライフワークとしているフィールドレコーディングで採取した沢山の音たちとピアノ、ギター、シンセを組み合わせた作品はとても素敵です。

以前から一緒の場所での、写真とフィールドレコーディングの作品制作企画を温めていましたが、それが伊豆大島で実現しました。大好きな大島の美しい霧をテーマに。

音楽は約3:44秒 お好きなペースで本をめくって行ってください。

profile

10歳でクラッシックギターを始め、ブルースバーでギターを弾くなど活動。
18歳からクラッシックの音楽理論を学ぶ。
その後、実験的作品やオーケストラ作品などで作曲活動を開始。
映画、CM、TV、Webなどの多くのメディアに楽曲を提供する他、nanacoカードのインターフェイス音や企業CIなどのサウンドデザインにも携わる。また、サウンドインスタレーションなどのアート作品を発表し、様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行うなどその活動は多岐に渡る。

2012年、Album "Improvisations" (EP)をリリース。
サウンド・スケープと音楽の新しい可能性を探っている。

現在、ピアノの音で日々を綴るプライベートプロジェクト"Piano'diaries"を展開中。
http://soundcloud.com/hirokisaitoh/sets/pianodiaries

http://www.hirokisaitoh.com/jp
http://www.hirokisaitoh.com/news

第3回「桜ピクニック」

singerである彼女は、作詞作曲、ドローイング、切り絵、絵本作家と多彩な顔を持っていて、それぞれがとても「美しく凛としてやさしい」。
独特の低くささやくような言葉と音が混ざり合った歌や彼女の作品は、私の頭の中に色々な映像を映し出してくれます。

そんな扇谷一穂さんと、彼女の持っている引き出しから何が作品として飛だしてくるのか予想できないまま、春の始まりの色づいたサクラを訪ねる大島の旅を企みました。

二人で鼻歌を歌いながら、いざ「サクラピクニック」へ。

profile

東京生まれ。絵画と音楽、2つのスタイルで心に広がる風景を自由に表現している。

自身のアートワークによる’02年にオリジナル曲アルバム『しののめ』(midicreative)、’07年におおはた雄一プロデュースによるカバーアルバム『Canary』(galactic)’10年に、それぞれの曲をイメージした書き下ろしの絵32ページからなる絵本仕様オリジナル曲アルバム『たくさんのまばたき』(tropical)をリリース。全国で個展ライブ活動を行う。’10年ゴンチチの20年ぶりのクリスマスアルバム『MerryChristmas with GONTITI』中 唯一の歌「Dear SantaClaus」に作詞・歌唱で参加。

他に、ギフトカードデザイン(インターネット花キューピット)Tシャツ・アクセサリーデザイン(高島屋、TOMORROWLANDなど)、イベントディスプレイ(銀座松屋)の制作を行う。全国で個展・ライブを開催。

http://kazuhooogiya.com/

第2回「Life Stripe」

何気ない毎日の生活、思い出深い時間。関わりのある人たち。
普段忘れていた自分の時間を立ち止まって考えてみる、そしてそれをあるルールに基づいて色に変換すると「生活の模様」ともいえる独自のストライプになります。

それが Life Stripe です。

2年間通っている大島の方達のポートレイトをより意味ある形で撮りたいと考えていたのですが、Life Stripe を手がけるSPREADの二人との出会いがきっかけとなりこのコラボレーションが実現しました。

profile

小林弘和と山田春奈によるクリエイティブユニット。「SPREAD=広げる」を目指し、環境・生物・物・時間・歴史・色・文字、あらゆる記憶を取り入れたかたちを生み出す。

2005年より生活の記録を模様にするアートワーク「Life Stripe」を展開。

http://www.spread-web.jp
http://www.lifestripe.com

第1回「大島の地、懐かしい異界」

言葉というすばらしい道具。文章を書くと言っても沢山の分野があり、表現があります。
今回は普段、アートの世界で言葉を独特の視点で操り、物事を外側から多面的 に捉えることが出来る住吉さんと一緒に旅にでました。
過度に大島の自然に寄り添う事も無く、突き放す訳でもなく,旅人がただそこにいて感じたというスタンスの文章が小気味く、私の写真と呼び合い響きあい、新しい視点の大島を表現したbookになっていると思います。

profile

アートプロデューサー・ライター。慶応義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業。
BRUTUS、FIGARO JAPON、東京人などで執筆の傍ら、アートスペース&カフェ、TRAUMARIS主宰。
各所でジャンルを超えた多彩な展示やライヴイベントを企画している。

2008年「オフビート談話室」(ヨコハマトリエンナーレ公式イベント)
2009年チャイコフスキー「くるみ割り人形」全曲演奏会 映像企画
映像:植原亮輔と渡辺良重(D-BROS)指揮:西本智実
2009年「ロートレックの夕べ」(Bunkamuraザ・ミュージアム)出演:mama! milk、阿部海太郎
映像:植原亮輔と渡辺良重(D-BROS)
2009年「KAWOLとEPOの歌のアルバム」(MAGICROOM??)
2010年「いしいしんじの花まつり」(曹洞宗東長寺本堂)
2011年「自家発電ナイト」(TRAUMARIS|SPACE)
2011年「Parrot by Art Project」(六本木ヒルズ、AXIS)映像:山口崇司
また同時にウェブアート文芸誌「TRAUMARIS|BOOK」を不定期発行。

http://www.traumaris.jp

写真家saiのプロフィール

グラフィックデザイナーを経て独立後
雑誌、広告等、アーティストポートレイト、俳優、女優の写真集などの分野で活動。
テレビCM、ミュージックPVなどの映像カメラマンも手がける。

2009年から伊豆大島プロジェクトに関わり、伊豆大島の写真を撮っている。
2011年「月刊 田中圭」の撮影は伊豆大島がロケ地

●写真集
2014 野村周平「side」2012 吉沢亮 「はじまり」「月刊 田中圭」、2010上戸彩「EAST to WEST」、他多数

●映画ポスター等
2014~2015 「寄生獣」part1, part2、2013「キャプテンハーロック」声優編(小栗旬、三浦春馬、蒼井優)他多数

●写真展
2009年未来画廊 個展「途切れることのないおとのつらなり」
2010年青山plsmis 個展「小さな死」
2011年渋谷sunday issue「マッカランハイボールmovie exhibition」参加

2014年恵比寿ABGギャラリー個展 「ポートレイト」

http://saiphoto.info