常春の椿の島『伊豆大島』へ

東京から高速船で1時間45分。そこは椿の楽園。

大島公園「椿園」には赤・ピンク・白・マーブル...同じ椿の花を探すのが困難なほど種類がある。大きな雄しべを守るように花びらがあって、重さで今にも落ちそうな姿でしっかりと枝についている。厚く濃い葉はあたたかい日に照らされ輝いている。それは椿油のつやを連想させてくれる。

厚葉木(あつばき)がなまったと言われる「つばき」は「木に春」と書く。まさに春が寄り添う様を、椿は力強く表していた。

世界へと旅立ったヤブツバキ

日本原種のヤブツバキが400年ほど前に海を渡り世界に広まったそうだ。
アメリカでは園芸品種数千を数えるほど発展。そして現在では欧米などで品種改良された洋種椿が日本に入り、多種多様な椿を見ることができる。